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北広牧場

HOKKOH-FARM.CO.JP

スタッフインタビュー

創業以来のエピソードから入社1年目のフレッシュな想いまで、
北広牧場ではたらくスタッフの声をあつめました。

牧場ならでは、こだわりの乳製品開発。
ソフトクリームから生まれる笑顔がやる気の源

乳製品加工・販売部 林本健志、若杉絵里子

-はじめに、お2人それぞれの前職、北広牧場入社の時期やきっかけを伺いたいです。

若杉絵里子(以下 若杉):私は大学を卒業後、乳業メーカーの商品開発部門に就職しました。その後、大学の同期だった夫(若杉真吾)との結婚を機に前職を辞め、2人の子どもの出産を経て2017年にパートとして北広牧場に入社しました。そして、当時ちょうどスタートした乳製品加工・販売部を担当することになったんです。

林本健志(以下 林本):僕ももともと若杉夫妻と大学の同期であり友人です。卒業後は園芸業や農業の仕事に就いた経験から、僕は農業に、真吾は酪農に対して、「未来に残していきたい大切な仕事」という想いを共有しあう仲間でした。そして、たまたま前の職場を退職するタイミングで真吾から誘われて、2018年に北広牧場に入り、絵里子さんの加工部門に所属したという流れです。

-乳製品加工・販売部ということですが、お2人の仕事はどういった内容ですか?

若杉:北広牧場のミルクを使った乳製品の開発・製造・販売です。私が入社した2017年に、乳製品加工の工房をつくるところから始まりました。工房完成後に試作を始め、半年ほどの開発期間を経て「濃厚ふわふわミルクソフト」が生まれました。当時は私一人で工房の作業を担当していたんです。

林本:僕はその後に入社して、主にソフトクリームの製造・販売を担当しています。2019年は催事出店や移動販売が多かったので、特に夏場は販売に追われていましたね。2020年は商品開発に力を入れていこうと思っています。

若杉:林本くんが入ってくれたおかげで道内や本州圏の催事に出店できるようになり、仕事の幅も広がりました。他に、札幌のナガヤマレストさんや新得駅構内のショップにもソフトクリームを卸しています。

工房

-「濃厚ふわふわミルクソフト」開発まで、どのような道のりがありましたか?

若杉:まず、きっかけは2016年の新得町の水害での炊き出し体験にありました。牛乳の生産だけではなく乳製品を製造・販売し、地域へ貢献をしていきたいという想いから乳製品開発がスタートします。
私は前職で商品開発の部門にいたので商品の企画やコンセプトから考えることは経験していましたが、実際の製造に携わるのは初めてでした。
そこで、ISO取得などでお世話になっていた帯広畜産大の教授に技術相談をしたり、先に6次産業化を始めている酪農家さんを訪れて実際の製造現場を見学させてもらって勉強しました。
並行してあちこちのソフトクリームを食べ歩きした結果、味わいや食感の目標となるソフトクリームに出会ったんです。これを北広牧場の生乳を使ってつくれたら、すごく美味しくなると確信しました。そこからは、生乳以外に使う糖分や乳原料の選択やその割合などの限りない選択肢がある中、成分の0.1%刻みで試作を行う日々を経て、最終的には自分が一番美味しいと思える味をつくることができました。

-完成したミルクソフトの特徴や魅力を聞かせてください。

若杉:成分には搾りたての生乳をふんだんに使っているので、ミルクソフトを食べた後に北広牧場の牛乳を飲んでもらえたら、同じ味に感じられると思います。ふんわりな食感は、空気をたくさん孕むこだわりの機械で製造しているのが大きなポイント。クリーミーに感じられるけど、実は脂肪分があまり高くない、ヘルシーなソフトクリームなんです。

-そんな自信作のソフトクリームの販売について。2018年に導入されたキッチンカーや催事でお客さんに販売してみて、実際の反応はどうですか?

若杉:すごく手応えを感じています。乳製品づくりは地域への貢献が最初の目的だったので、キッチンカーの初出店は新得の秋祭りでした。町内でソフトクリームの移動販売はうちが初めてだったこともあり、嬉しい反応をたくさんいただきました。お客様から直接感想をいただくことは、とてもインパクトがありますね。自分の仕事でこんなに人が笑顔になってくれるのは、初めてのことでした。

移動販売

林本:僕が担当した福岡のデパートでの催事のときに、うちのソフトクリームを並んで買ってくれたお客様が、食べ終わった後にわざわざ戻ってこられて「こんなソフトクリーム、今まで食べたことなかったです!」と伝えてくださったことがあります。他にも、リピーターの方が実はデパートのスタッフさんで、仕事がお休みの日まで食べに来てくれたり。そんな体験が仕事のやりがいにつながっていますね。

若杉:やりがいという点では、私たちだけでなく、牧場の社員も感じているんじゃないかな。自分たちの飼育した牛から搾った牛乳が製品になり、お客さんに届けるまでを見られることは、実は製品化の目的の一つでもありました。社員の皆さんには移動販売を手伝ってもらうこともあるので、日々の地道な仕事がお客様の笑顔につながっているのを実感できる場になっていたら嬉しいです。

-もうひとつの開発という仕事についてお聞きします。今後やってゆきたいことや、新商品の予定などはありますか?

林本:僕はもともと農業畑にいて栽培をやってきたので、これまでの技術を活かして、酪農と農業が合わさった商品づくりができたらいいなと考えています。他の牧場の乳製品とは異なる独自の新しいものをつくっていけるんじゃないかなと。ソフトクリームも、いろいろなフレーバーを考案中です。

若杉:そう、開発を通して、北広牧場ならではの個性を見つけていきたいですね。新商品としてはヨーグルトを開発中で、現在は試作の段階です。商品はだんだんと増やしていきたいです。

移動販売

-そんな多忙なお2人の勤務体系と、オフの日の過ごし方について教えてください。

林本:僕は繁忙期にあたる夏の間は休みが週一回程度になりますが、その分シーズンオフの冬場に多く休みをとっています。休日は読書をしてゆっくり過ごしたり、施設園芸の勉強をしたり。今年は連休をとって海外旅行にも行きました。

若杉:基本的にパートの主婦なので、その日の仕事に合わせて勤務時間も自由にやらせてもらっています。土日は子どもたち中心に過ごしますが、たまに平日休みがあると、ここぞとばかりに趣味の音楽鑑賞に没頭しています(笑)。

-では最後に、お2人はそれぞれ、北広牧場という職場にどのような魅力を感じていますか?

若杉:人を大事にしてくれる会社だと思います。労働環境や社内制度はもちろん、福利厚生もしっかりしているし、社員がこれを学びたいなと思ったら後押しをしてくれる。社員にとって良い会社にしていこうという経営側の意思が伝わってきます。

林本:自慢できるのは、社員同士が年齢を問わずみんな仲が良くて、雰囲気が良いところ。僕も10歳以上年下の子達を仕事終わりに卓球に誘うんですけど、気軽についてきてくれますよ。すごく和やかな職場環境で、上下の壁があまりないのがいいと思っています。

DATA

名前 林本健志
出身地 千葉県

名前 若杉絵里子
出身地 北海道