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北広牧場

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スタッフインタビュー

創業以来のエピソードから入社1年目のフレッシュな想いまで、
北広牧場ではたらくスタッフの声をあつめました。

武藤 美鈴

人としても成長できる環境で、
念願だった繁殖の仕事に没頭中。

飼養衛生管理部 武藤美鈴

-初めに、酪農の道を選んだ理由を教えてください。

学生の頃に「牛だー!」って思って、あまり深く考えずに福島から帯広畜産大学に進学しました(笑)。卒業後は牛の繁殖や人工授精の仕事をやりたくて、最初は上富良野町や清水町の和牛農家さんにお世話になりました。その後、酪農の方が人工授精の仕事ができるイメージがあったので、酪農に転換したんです。

-北広牧場に入社することになったきっかけは?

酪農家さんは2軒目で、前の酪農家さんを辞めるとき、近いところにあったのがきっかけで北広牧場に入社しました。
これまで働いた職場は、人間関係が難しいところが多かったんです。そんな空気を牛も察知しているのか、ピリピリして気が荒かったり、後ろに立つと蹴ってきたりして。それに比べて北広牧場の牛はリラックスしていて、後ろに立っても「何すか〜」っていう感じで見てくるくらいなんです。北広牧場はそんな人間環境の良さもいいなと思いましたね。

-現在担当されているお仕事を教えてください。

繁殖の免許を持っていたので、入社してすぐ繁殖の部門に入り、人工授精にも携わることができています。並行して哺育、養畜、搾乳といろいろやってきまして、先月から新しく重機に乗って牛の寝床にわらを敷く仕事も始まりました。3年目にして牧場の一通りの仕事を経験することが出来ています。

-やりがいを感じる瞬間はどんな時ですか?

入って最初の頃は、和牛より乳牛の方がずっと背が高くてお尻に全然手が届かないので、仕事の上でとても苦労しました。また、乳牛の受胎のタイミングを見極めるのは和牛よりシビアな感じがします。難しいことはいろいろありますが、先輩たちに教わりながら取り組んでいます。繁殖は酪農のサイクルを回していく上で一番大事なところなので、携われることがとても嬉しいですね。

-若い世代の多い職場環境や、社風への感想を聞かせてください。

こんなにたくさんの若い人が入社してくるのはすごいことだと思います。というのは、私の以前の会社がそうだったように、今も畜産には「上の人から言われたことをやる、体育会系」っていうイメージがあって、若い人が入ってもあまり続かないし、入りづらいから。北広牧場は先輩社員さんたちの人柄がいいことはもちろん、成長支援制度など社員へのきめ細かい対応が、若い人にとっても向上心やスキルアップにつながっている気がします。

-これからやってみたい仕事や目標は?

受精卵移植という、より高度な技術が必要な仕事に少し携わり始めていて、それに必要な新しい資格取得に向けて頑張っているところです。それと、乗り物の運転が苦手なので、今後はもっと練習していろいろな機械を乗り回せるようになりたいですね。

-オフの日の過ごし方を教えてください。

家で飼っている猫がもう可愛いくって!よく一緒に遊んでいます。たまに外に出るときは、夏場は川釣り、冬はスノーボード。アウトドア系の遊びは北海道に来てから始めました。オフも仕事も充実しつつ、楽しくやっています。

-これから北広牧場を目指す人に教えたい、おすすめポイントは?

いろんなことをやってみたい人や、新規就農を目指す人には特にもってこいの職場だと思います。3ヶ月に一回シフトをローテーションするので多くの部署を経験でき、それぞれの場所でちゃんと一人前にしてもらえて、さらに応用的な仕事も教われます。社員さんはみんな優しいけど、大事なことはしっかりと指導してくれる。ここにいたら、人としても成長できるんじゃないですかね。

-最後に、あなたにとって酪農の仕事とは?

ほぼ趣味みたいなものですね。私は朝が弱いので早朝からの勤務は大変ですが、この仕事をしていて、嫌になったことがないんです。牛は、個体差や個性があって毎日接していても全然飽きないです。入りたての頃は言うことを聞かない牛にはムッとしていたけど、経験を重ねて対処ができるようになり、今は余裕が出てきました。牛、可愛いですよ〜。

DATA

名前 武藤美鈴
出身地 福島県
年齢 27歳
入社 2017年
部門 飼養衛生管理部